特別展・企画展

令和5年度夏季企画展 「弥生時代巨大集落の盛衰-河内地域の調査成果から-」

日本列島で水田稲作がはじまった弥生時代、北から南まで各地で多くの集落が営まれました。とりわけ地域社会の核となるような場所には巨大な集落遺跡が残されました。

現在の大阪府東部にあたる河内地域では、都市開発にさきだって膨大な面積の発掘調査がなされた結果、このような巨大集落が多数存在することが判明しました。本地域が日本列島有数の人口密集地となった弥生時代は、現在の都市大阪の出発点ともいえる時代です。

本展示では、弥生時代の暦年代や環境変動、あるいは集団のとらえ方といった近年の弥生時代研究の進展を踏まえつつ、河内地域における調査成果に基づき、集落と社会像の変遷を通時的に検討します。

また、会期中、「弥生研究の最前線 連続シンポジウム」の開催も予定しております。詳細はチラシをご覧ください。

(会期) 
  令和5年7月15日(土)~9月18日(月曜日・祝日)
(主催)
  大阪府立弥生文化博物館
(後援)
  泉大津市・泉大津市教育委員会・和泉市・和泉市教育委員会
(会場)
  大阪府立弥生文化博物館 2階特別展示室
(開館時間)
  午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
(休館日)
  毎週月曜日(ただし7月17日、9月18日は開館)、7月18日(火)
(入館料)
  一般430円、65歳以上・高大生330円
(中学生以下、障がい者手帳をお持ちの方とその介助者1名様は無料/20名様以上の団体は団体割引料金)