障害者専用駐車場(2台)
当館では、障害者専用駐車場を2台完備。
お車でのご来館もお気軽にお越しいただけます。
和泉市に暴風警報が発令された場合は下記にしたがって臨時休館します。
(1) 台風接近等の前日 午後1時以降に下記の予報および発表があった場合は、翌日は終日臨時休館とします。
1.台風の接近等により和泉市が暴風域にかかる予報
2.博物館最寄沿線(JR阪和線)に計画運休の発表があった場合
(2) 臨時休館が決まりしだい、博物館のホームページにて「臨時休館のお知らせ」を掲出します。
(3) 当日、予報と反し台風の進路や速度が異なり警報の発令がなかった場合も前日決定のとおり臨時休館とします。
(4) 当日の予期せぬ台風接近等により、午前7時の時点で、和泉市に暴風警報が発令されていれば、終日臨時休館とします。
(5) 当日の開館後に発令された場合は、来館者等への対応が完了次第速やかに臨時休館とします。
使用開始日から1年間有効です。
弥生文化博物館・近つ飛鳥博物館の両館で有効です(特別展・企画展含む)。
両館の受付にて販売しています。
当館では、障害者専用駐車場を2台完備。
お車でのご来館もお気軽にお越しいただけます。
大阪府立弥生文化博物館 館長 禰󠄀冝田 佳男
大阪府立弥生文化博物館は、史跡池上曽根遺跡に隣接する場所に、1992年に開館しました。当館は、弥生時代を専門とする博物館であるとともに、史跡池上曽根遺跡のガイダンス機能も兼ね備えた施設です。開館以来、弥生時代と対象とした特別展・企画展をはじめさまざまな講演会・シンポジウム、さらにはワークショップなどを通して、弥生文化の特徴・魅力などをお伝えして参りました。それだけでなく、企画展では地元泉州地域にまつわるものなども開催し、ミュージアムコンサートをはじめ数多くのイベントもおこなって参りました。これまでの活動に、ご支援・ご協力を賜ったことにつきまして、この場をお借りして、あつく御礼申し上げたいと思います。
さて21世紀に入り、日本は急速な人口減少と言う過去に経験したことのない事態を迎えています。社会全体がそれぞれの立場から、このことに対して本気になって取り組んでいく必要があると考えています。もちろん、博物館も例に漏れません。残念ながら、具体的にどうしていくのか、具体的な回答は現在持ち合わせておりませんが、次の世代にこの弥生文化博物館を伝えていくため、試行錯誤しながら、これまでとは少し異なる視点を加えて、諸活動を進めて参りたいと思っているところです。
2023年度から、当館の指定管理者が変わりました。これまでの事業を引き継ぐとともに、新たな企画を加え、転換期にある日本社会のなかで一定の役割を果たすことができればと考えております。
これからも、皆様方のご理解とご支援をこの弥生文化博物館に賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
弥生時代は、日本列島で稲作が始まった時代です。以来、私たちの祖先は、現代まで2千年以上も農耕を中心とした暮らしを営んできました。 また、この時代には、金属でできた道具の利用、貧富の差や戦争の始まりなど、それ以前の時代と比べて、社会にとって大きな変化がありました。
これらの変化は、生活と価値観を大きく転換し、現代の私たちの暮らし方の成り立ちにも大きな影響を与えたと考えられています。 このようなことから、弥生文化は「日本文化の源流」と言われており、弥生文化を知ることは、現代の私たちの文化や社会の根本を見つめる上でも重要です。
とりわけ大阪は、早くから大陸文化の窓口として開け、新しい文化を柔軟に取り入れた結果、非常に多くの人々が集う巨大集落が、多数営まれました。その結果、大阪は全国でも有数の人口密集地となり、ここから大阪の都市性がはじまるといえます。残された豊かな考古資料や遺跡は、日本の弥生時代を代表とするものとなっており、大阪が稲作を中心とした新しい生活様式にきわめて適した地であったことを物語っています。
弥生文化博物館は、日本を代表する弥生時代の巨大集落である池上曽根遺跡の一角を選び、日本唯一の弥生時代専門博物館として、 またこの遺跡のサイトミュージアム及び泉州の歴史文化の拠点としての性格をもちつつ、展示や活動を行ってきました。
これから当館は、館の特長を活かし、以下の4つの役割を果たしていきます。
隣接する史跡池上曽根遺跡や収蔵する多くの実物資料を活かし、弥生文化を復元・体感することを通じて、現代の文化や社会の根本を探る教育・学習を行います。
「弥生文化の成熟度を示す地」という地域性を活かして大阪の文化を発信するとともに、世界の他の文化との対話の基礎をつくります。
弥生文化と泉州の歴史・文化を中心として、府民や企業など、さまざまな主体と協働することにより、参画する主体に活動の場を提供するとともに、郷土への誇りを育みます。
弥生文化の研究および教育普及方法の研究を行い、その成果を上記の3つの役割を果たすために活かします。
大阪府立弥生文化博物館は、弥生文化に関する資料と情報を収集・保存・研究・展示し、弥生文化に広く親しみ、学習していただくことを目的としています。
地元の遺跡にとどまらず、弥生文化全般を広く対象とする全国で唯一の博物館です。
春・秋には弥生文化の特別展と考古学セミナーを、夏・冬には幅広いテーマの企画展などを開催します。
※館内は禁煙です
実物展示・全国の著名資料のレプリカ・復原竪穴住居・大型模型「卑弥呼の館」推定復原)・映像資料等、弥生時代をわかりやすく展示しています。
神殿といわれる大型建物の実物柱・超大型のくりぬき井戸(レプリカ)等を展示しています。
和泉の拠点集落「池上曽根遺跡」の姿が見えてきます。
季節ごとに常設展・企画展を開催します。
竪穴住居の発掘と復元の体験ができます。
所要時間は小学生30人で約20分です。
ご希望の方は、あらかじめお申込みください。
◆弥生文化博物館と池上曽根遺跡について
Youtube
◆出前授業・ワークショップについて
Youtube
学校や各種団体(20名様以上)で見学をご希望の方は、スムーズな手続きや見学をしていただくため、下記のご予約方法にしたがって、事前に申込をお願いします。 団体見学の場合、入館料が団体割引料金になります。 ※学校行事でご利用の場合に限り、引率教職員の入館料は無料です。
当博物館に近接して、池上曽根史跡公園と池上曽根弥生学習館があります。
池上曽根史跡公園・池上曽根弥生情報館
(お問い合せ:0725-45-5544)
復元された大型の掘立柱建物や竪穴住居などが見学できます。
お天気がよければ、お弁当を広げるのに適した場所です。
駐車場(無料)敷地内案内図
普通車72台・大型バス7台・障害者専用2台
信太山駅(JR阪和線)から西へ約600m
【大阪方面から】JR天王寺駅から阪和線快速電車に乗車し、3駅目の鳳で普通電車に乗り換え、3駅目。なお、同駅発の区間快速(時間帯によっては運行していません)にご乗車いただくと、鳳駅での乗り換えが不要です。また、JR大阪駅からでは、阪和線乗り入れの関空・紀州路快速(関西空港、和歌山、日根野方面)にご乗車いただくと、天王寺での乗り換えが不要です。1番線ホームから、約15分間隔で出ています。鳳駅での乗り換えは必要です。
【和歌山方面から】阪和線または紀州路線の快速電車に乗車し、JR和泉府中駅で普通電車に乗り換え1駅目。
【南海電車から】三国ヶ丘駅でJR和歌山方面行きに乗車。快速に乗車の場合は1駅目の鳳駅で普通電車に乗り換え、3駅目。普通電車の場合は三国ヶ丘から信太山まで7駅。
松ノ浜駅(南海本線)から東へ約1500m
【大阪方面から】羽衣で普通電車に乗り換え3駅目。
【和歌山方面から】泉大津駅で普通電車に乗り換え1駅目。
改札を出て右に進む。踏切を渡り、茶色の舗装をたどる。
国道26号線に行き当たったら左に曲がり、次の信号の右斜め前方が博物館。