特別展・企画展

令和6年度夏季特別展「土器研究の可能性-新たな分析と弥生社会-」

令和6年度夏季特別展「土器研究の可能性-新たな分析と弥生社会-」

広く世界各地で出土し、時代や地域によってさまざまな特徴をもつ土器は、年代をはかる「ものさし」あるいは地域と地域のつながりを示す指標として重視され、考古学のもっとも基本的な分析対象の一つとされています。
その研究の歴史は古く、膨大な成果が積み重ねられてきましたが、近年、自然科学、民族考古学、文字史料との総合研究など、新たな視点に基づく多様なアプローチが試みられています。
本展では、このような土器研究の新たな展開を紹介したうえで、個性的な粘土と高度な技術を用いて生産され、弥生時代像の解明において重要な位置を占めてきた、生駒山西麓産(いこまやませいろくさん)土器について検討を行います。この土器群の生産・流通を新たな視点から捉えなおし、その背景にある弥生社会の特質に迫ります。

会期:令和6年7月6日(土)~9月8日(日)

主催:大阪府立弥生文化博物館
共催:読売新聞社
後援:泉大津市・泉大津市教育委員会・和泉市・和泉市教育委員会

開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:毎週月曜日(ただし7月15日、8月12日は開館)、7月16日(火)、8月13日(火)
入館料:一般650円、65歳以上・高大生450円
(中学生以下、障がい者手帳をお持ちの方とその介助者1名様は無料/20名様以上の団体は団体割引料金)

関連講演会

時間:午後1時30分から午後4時
参加費:無料(要入館料)
定 員:各回とも130名(当日先着順 開館時より整理券配付、開演30分前から開場・受付)
第1回 7/20「なにを知りたいのか」
  三好 玄(当館 学芸総括)「土器研究が解き明かす弥生社会像」
  荒田敬介氏(神戸市 学芸員)「生駒山西麓産土器にかんする研究の歴史」
第2回 8/3「なぜ変わるのか」
  桐井理揮氏(京都府教育庁 副主査)「もちはこばれた生駒山西麓産土器―弥生時代終末期―」
  小林正史氏(金沢大学 客員教授)「弥生時代から中世にかけての炊飯方法の変化」
第3回 8/17「なぜ動くのか」
  西浦 熙氏(奈良県立橿原考古学研究所 技師)「もちはこばれた生駒山西麓産土器―弥生時代後期―」
  若林邦彦氏(同志社大学 教授)「生駒西麓型土器と近畿弥生中期社会」
第4回 8/31「だれが使ったのか」
  相馬勇介氏(堺市 学芸員)「もちはこばれた生駒山西麓産土器―弥生時代前・中期―」
  庄田慎矢氏(奈良文化財研究所 室長)「土器調理の化学的痕跡からみる縄文-弥生変換」

弥生文化博物館・近つ飛鳥博物館<交換講演会>

大阪府立弥生文化博物館、大阪府立近つ飛鳥博物館で開催する夏季特別展のみどころを、各館の展示担当者が出向いて解説する。
・講演会 in 弥生文化博物館 7/13(土) 午後2時~3時30分
  市川 創(近つ飛鳥博物館 学芸総括) 
  「百舌鳥・古市古墳群における近年の調査成果―近つ博夏季特別展のみどころ―」
・講演会 in 近つ飛鳥博物館 8/4(日) 午後2時~3時
  三好 玄(弥生文化博物館 学芸総括) 
  「近年の土器研究と弥生社会―弥生博夏季特別展のみどころ―」

講演内容の文字通訳、場内誘導、車いす席の確保等について、サポートをご希望の方は、開催日の3日前までに、ご希望の内容をお知らせ下さい。
ご要望内容を検討のうえ、できる限りの対応を取らせていただきます。

学芸員による展示解説

毎週土曜日に特別展の見どころを解説します。
時 間:午前10時30分から(1時間程度 申し込み不要)
※7月6日のみ開会式終了後(午前11時30分ごろ)から
参加費:無料(要入館料)

ワークショップ

・ワークショップ① 土器の文様を描こう
 弥生土器にどのように文様を付けたのか、見て、体験して学びます。
 日時:7月15日(月・祝)午後2時から4時 
 体験料:無料(要入館料)
 場所:1階ホール・サロン 
 定員:なし(先着順)

・ワークショップ② 土器でお米を炊こう
 土器でお米を炊く体験を行います。
 日時:8月24日(土)午前10時から12時ごろ
 体験料:無料(要入館料)
 場所:泉大津市立池上曽根弥生学習館
 定員:15組 
 *①②ともに代表者名・参加人数・連絡先を記載のうえ、下記メールアドレスあてにお申込みください。
 info@yayoi-bunka.com