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令和6年度弥生文化博物館弥生プラザ展示「久宝寺遺跡に生きた人々」を開催します

弥生プラザ展示「久宝寺遺跡に生きた人々」

大阪府教育庁文化財保護課が実施した発掘調査成果の公開と、大阪府立博物館の活性化を目的として、大阪府立弥生文化博物館にて弥生プラザ展示を開催します。
 久宝寺遺跡は八尾市を中心に広がる複合遺跡です。これまでの調査で、弥生時代から中世にかけての集落がみつかっており、特に弥生時代終末期から古墳時代初頭にかけては、水田などの生産域、墓域、居住域として利用されていました。
 令和3年度の調査では、弥生時代終末期には他の地域から特徴的な土器が搬入されているほか、古墳時代中期に作られた韓半島の強い影響がみられる土器も出土しており、長期にわたり人々が住み続ける中で様々な地域と活発に交流していたと考えられます。
 今回の展示では、大阪府教育委員会が令和3年度に調査した成果を中心に、弥生土器や土師器、陶質土器などを展示します。弥生時代の終わりから古墳時代にかけて様々に変化していく土器から、時代とともに移りゆく久宝寺遺跡に生きた人々の営みの一端を感じていただければ幸いです。

会 期:令和7年1月22日(水)から令和7年6月29日(日)
会 場:当館2階第1展示室前

主 催:大阪府教育委員会、大阪府立弥生文化博物館
休館日:毎週月曜日(ただし2月24日、5月5日は開館)、2月6日(木)、2月25日(火)、5月7日(水)
入館料:一般310円/65歳以上・高大生210円
    (中学生以下、障がい者手帳をお持ちの方とその介助者1名様は無料/20名様以上の団体は団体割引料金)
    ※入館料については4月19日(土曜日)以降変更の予定
    
主な展示品:久宝寺遺跡出土弥生土器、土師器、陶質土器ほか 計21点
      蔀屋北遺跡出土陶質土器2点(参考出展)
      三宅西遺跡出土陶質土器1点(参考出展)