特別展・企画展

令和6年度秋季特別展「発掘された日本列島2024」

令和6年度秋季特別展「発掘された日本列島2024」

令和6年度秋季特別展「発掘された日本列島2024」

「発掘された日本列島2024」

大阪府立弥生文化博物館の秋季特別展では、「発掘された日本列島2024」を大阪府立近つ飛鳥博物館と合同開催いたします。
 大阪府内での開催は10 年ぶりとなる本展は、今年で30 回目となります。日々の調査研究の積み重ねによって明らかになった、全国各地の歴史を物語る資料や、近年の発掘で注目を集めた遺跡で発見された資料など、貴重な出土品を両館で展示、紹介いたします。

地域展「大阪に伝来した龍」

古代中国で生み出された空想上の生き物「龍」。
現在でも「龍」は寺社の建物や絵画・工芸品から漫画やキャラクターに至るまで幅広く表現され、愛されています。
「龍」が中国から日本に伝来したのは弥生時代です。大阪府の史跡池上曽根遺跡では、「龍」が描かれた弥生時代後期の土器が発見されています。
他にも大阪には、古墳の副葬品や寺の梵鐘、陶磁器の装飾など、様々な「龍」にまつわる考古資料や民俗資料が数多く存在します。
今年の干支「辰」にちなみ、大阪府内の資料を中心にこの地に息づく「龍」とその源流に迫ります。

会期:令和6年10月5日(土)~12月8日(日)

主催:文化庁・大阪府立弥生文化博物館・大阪府立近つ飛鳥博物館・週刊大阪日日新聞
協力:全国公立埋蔵文化財センター連絡協議会・全国埋蔵文化財法人連絡協議会・共同通信社・公益財団法人元興寺文化財研究所
後援:全国史跡整備市町村協議会・全国文化的景観地区連絡協議会・泉大津市・泉大津市教育委員会・和泉市・和泉市教育委員会

開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:毎週月曜日(ただし10月14日、11月4日は開館)、10月15日(火)、11月5日(火)
入館料:一般650円、65歳以上・高大生450円
(中学生以下、障がい者手帳をお持ちの方とその介助者1名様は無料/20名様以上の団体は団体割引料金)

開会式

日 時:10月5日(土)午後11時から
場 所:当館エントランスホール
参加費:無料(要入館料)

開会式終了後に展示解説をおこないます。
一般の方のご参加を歓迎します。

関連講演会

第1回 10月5日(土)午後1時30分~3時30分
    長 直信 氏(文化庁文化財第二課埋蔵文化財部門) 「「発掘された日本列島2024」展の見どころ」
第2回 11月9日(土)午後1時30分~4時 
    「大阪府内遺跡発掘調査報告書」
    藤井 淳弘 氏(八尾市観光・文化財課 文化財係長) 「物部氏の足跡と幻の西京の面影」
    上田 裕人 氏(和泉市教育委員会文化遺産活用課 主任) 「和泉市 惣ヶ池遺跡―信太山丘陵に築かれた高地性集落―」
    樫木 規秀 氏(松原市教育委員会文化財課 主任) 「立部遺跡・立部古墳群跡―在地豪族の墓地と火葬墓―」 
第3回 11月23日(土・祝)午後1時30分~4時
    「再葬墓について」
    中林 香澄 氏(常陸大宮市歴史民俗資料館 学芸員) 「宿尻遺跡―新発見の弥生時代再葬墓遺跡―」
    小林 青樹 氏(奈良大学文学部 教授) 「弥生時代東日本の再葬墓遺跡と遺物」 

地域展関連講演会

10月12日(土)午後1時30分~3時30分
春成 秀爾 氏(国立歴史民俗博物館 名誉教授)
「大阪に渡来した竜」

〈交換〉講演会

大阪府立弥生文化博物館、大阪府立近つ飛鳥博物館で開催する地域展のみどころを、各館の展示担当者が出向いて解説します。
講演会 in 弥生文化博物館 11月4日(月・振替休日) 午後2時~3時30分
 久永 雅宏 (近つ飛鳥博物館 学芸員) 
 「一須賀古墳群の被葬者像―近つ博地域展のみどころ―」

場 所:当館1階ホール・サロン
参加費:無料(要入館料)
定 員:各回とも130名(当日先着順 開館時より整理券配付、開演30分前から開場・受付)
※講演内容の文字通訳、場内誘導、車いす席の確保等について、サポートをご希望の方は、
 参加を希望される講演の3日前までにお知らせください。
 ご要望内容を検討のうえ、できる限りの対応をとらせていただきます。

学芸員による展示解説

10月5日(土)、10月12日(土)、10月26日(土)、11月9日(土)、11月23日(土・祝)、12月7日(土)
時 間:午前10時30分から(一時間程度 申し込み不要)
    ※10月5日のみ開会式終了後(午前11時30分ごろ)からおこないます
参加費:無料(要入館料)